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中身がバラバラ!20年前のネットショップの在庫箱を開封してみた【開封・せどり仕入れ】

公開 2026/9/25 ・ 9:25 ・ YouTube で見る ↗

この動画について

ウィッグとヘアアイロンを売っていた小さなネットショップ(2005〜2015 年頃)の倉庫に残った、脈絡のない詰め合わせカートン 3 箱を、1 つずつ開けていきます。 LED ランタン・火を使わない LED キャンドル・ソーラーターンテーブルの「灯りの箱」、和柄のお箸・サッカーの応援フラッグ・折りたたみのこぎり・防水スマホケースの箱、もこもこのレッグウォーマー・靴下・保温タンブラーの「冬の箱」。

ナレーション全文

序

倉庫の床に段ボールが三つ並んでいます。中身はどれもばらばらです。ランタン。お箸。もこもこのレッグウォーマー。そして折りたたみののこぎり。同じ棚に二十年ちかく並んでいました。これは詰め合わせの箱の話です。

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第一章 何でも売っていた頃

二千五年。この町の小さな会社がネットショップを始めました。売っていたのはウィッグとヘアアイロンでした。けれど仕入れの展示会に行くといつも関係のないものを見つけてしまう。キャンプで使う電池のランタン。火を使わないキャンドル。太陽の光だけでくるくる回る小さな台。面白いからという理由だけで仕入れました。和柄のお箸。サッカーの応援フラッグ。折りたたみののこぎり。当時はそれでよかったのです。写真を一枚撮って説明を三行書けば誰かが見つけてくれた。店は十年ほどで閉じました。残ったのは倉庫と売れ残りです。

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第二章 灯りの箱

一つ目の箱を開けます。青いパッケージがびっしり。エル、イー、ディー、ビバークライト。キャンプ用のランタンです。乾電池で光ります。エル、イー、ディーの寿命は十万時間。持ち手を立てると吊るせます。テントの天井に。箱の写真は二千年代のキャンプ場です。読書。釣り。車の中。そう書いてあります。同じ箱にもう一つ。エレクトロニック、キャンドルライト。すりガラスのカップの中で光がゆれます。火を使わないので倒れても燃えません。停電の夜に一つあると部屋の空気が変わります。三つ目はソーラーターンテーブル。電池はいりません。部屋の明かりだけで回ります。お気に入りの小物を乗せてゆっくり見せるための台です。これが二十四個以上、入っています。

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第三章 応援と、のこぎり

二つ目の箱。まず出てきたのはお箸でした。和柄の布の袋に一膳ずつ。同じ柄が何十本も。お箸は贈りものの定番でした。次に出てきたのは丸めた紙です。広げるとサッカーの応援フラッグ。白いユニフォームのあの頃の一枚です。深夜のテレビでみんなが見ていた時代のものです。柄のついたフラッグは今ではあまり見かけません。そしてこれ。折りたたみ式の小さなのこぎりです。木もプラスチックも細い鉄も切れると書いてあります。なぜウィッグを売る店にのこぎりがあるのか。展示会で面白いと思った。理由はそれだけです。最後に防水のスマートフォンケース。入っている見本はボタンが一つの古い携帯です。今の機種には少し小さい。けれど袋としてはまだ使えます。

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第四章 あたたかい箱

三つ目の箱は冬のものです。フワモア、という名前のレッグウォーマー。肌触りがふわふわであたたかい。アームウォーマー。もこもこの靴下。手袋。色はしま模様と無地と茶色。サイズはフリーサイズです。冬が来る前に毎年、少しずつ売れていました。売り切るより先に店のほうが終わってしまった。一緒に入っているのは保温のタンブラー。ソーラーパネルの付いたウエストポーチ。すべり止めの付いた室内履き。白いつるりとしたスマートフォンケース。冬のものと雑貨がいっしょくたです。三つの中でこの箱がいちばん重い。

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第五章 詰める

詰めるのは倉庫のこの台の上です。数えません。一つずつ数えて表を作るとその手間が値段に乗ります。だから写真を十六枚、撮ります。入っているものを全部、並べて。スレも日焼けも隠さずに。説明に書くのは一行です。写真のものが一セット。値段をつけました。灯りの箱が五千円。応援とのこぎりの箱が三千円。冬の箱も三千円。どれも一つずつしかありません。テープを一本。伝票を一枚。それで棚が三つ空きます。

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終

二十年、売れなかったものです。けれど一度も使われていません。誰かのキャンプの夜に。誰かの冬の足元に。箱で仕入れて一個ずつ売る。あるいは全部、自分で使ってしまってもいい。

▶ 8:48 から再生

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